2008年10月13日

『東京ゲームショー2008』プレイアブルレビュー・その3

先日書けなかったセガブースで遊んだ3本のプレイアブルレビューになります。


レッツタップ

「コントローラーを持たずに遊べるゲーム」がコンセプトの異色のゲーム。

ジャンルとしてはパーティゲームに分類されるのだろうか。Wiiリモコンを置いた箱を叩くことでゲーム中のプレイはもちろんのこと,何種類もあるミニゲームの中からどれを遊ぶのかも選択できるし,Yes/Noも箱を叩くだけでよし。コントローラーを持たずに遊べるというだけでも斬新なのに,さらにメニュー選択なども持たずにやれるとは……。操作方法を教えてくれたスタッフに,思わず「これまじっすか!?」と言いそうになったほど感動した。

今回プレイアブルで遊んだのはタップレースという障害物のあるコースを走っていくミニゲーム。Wiiリモコンの置かれた箱を弱く叩くことで走ることができ,強く叩くとジャンプできる。今回遊んだものでは,これだけことしかしない。さらにコースもすごく単調で,障害物をジャンプで飛び越え,上から落ちてくるブロックをすばやくかわし,コース中に仕込まれたギミックを利用してより早くゴールするなど,ファミコン時代の2D横スクロールアクションを,コントローラーではなく箱叩きで遊んでるだけ。たったそれだけなのに,目新しさも影響あるものの,めちゃくちゃ楽しむことができた。

Wiiリモコンのモーションセンサーをこんな風に利用し,さらにこんだけ楽しいゲームに仕立て上げるとは,ここ最近のセガはただのバカになったと思ってたけど,これは久しぶりにいいバカっぷり。一人よりも当然複数人プレイでするのが楽しいのだろうが,一人でもそこそこ楽しめそうな感じだった。ま,一人で箱叩いているってのはシュールで背中も哀愁漂いそうだけど。


セブンスドラゴン

テキストといい,キャラクター作成といい,シンプルなコマンドに加え,スキルの種類やブートシステムといった戦闘システムといい,良くも悪くもダンジョンRPGからトップビュースタイルのRPGに変えた『世界樹の迷宮』という印象。作っているディレクターの出世作だし,そういうのを半分期待されてたんだろうことも分かるが,まさかここまで同じ印象を受けるとは……といったところ。

『世界樹』と違うところとしては,マップが上画面に表示され,手探りで探索していくということがなくなったこと,ランダムではなくシンボルエンカウントになったこと,戦闘時のインターフェイス及びチビキャラが行動時にかわいらしくアニメーションすることくらいか。それ以外にも細かい違いはあるものの,所詮枝葉松葉でしかない。

とはいえキャラクタークリエイトして冒険するというRPGは日本ではもうあまり出ていないし,出てても洋ゲーなんで癖が強いし,日本人向けのかわいらしいキャラクターを使ったこういうRPGが出てくること自体は歓迎。あとはコア向けに厳しくなるのか,ライトなRPGファンにも受け入れてもらえるようなぬるい難易度にするのか。その辺が気になるところだけど,プレイアブルで体験した限りでは後者に近いイメージだった。はたしてこれからどう調整されていくのだろ。


無限航路

宇宙船同士の戦闘をコマンド型RPGにした意欲作といっていいものなんだろうか。ちょっと判断の戸惑う作品だった。

このゲームの戦闘は,一直線上に並んだ戦艦同士が1対1となって戦うようになっており,前進・後退・待機を選んで相手との距離を調整し,射程圏内に入ったら通常または威力の強い一斉正射を選んで攻撃する。ただ,攻撃をするには時間とともにたまるゲージをためる必要があり,ゲージの色が黄色になったら通常攻撃ができ,赤になったら一斉正射ができるようになっていた。

今回の体験版では一斉正射なんか使わなくても楽に戦闘をこなせるレベルだったので戦闘のやり応えというものを味わうことはできなかった。攻撃以外にも敵の一斉正射を避けることができる回避もコマンドとしてあったけど,それを使う機会もなく通常攻撃で撃沈・合掌だったので一体どんな良いことがあるかもいまいち不明。

攻撃時,下画面ではコクピットが映し出され,上画面は自・敵の宇宙船が映し出されるようになっており,どっかのシミュレーションRPGみたいに演出を織り交ぜて攻撃や敵艦の撃沈を見ることができるんだけど,最初はちょっと面白いと思いつつも,何度も繰り返すうちにあまりに長くて見ているのがだるくなった。だが,この演出はスキップすることができ,敵を撃沈できたか否かの結果だけを見られるようになっており,そこは好印象だった。

一回の戦闘で複数の敵艦を相手にすることはあるみたいだが,常に1対1で対決し,1機撃墜したら次の艦という感じになっており,そこはやや不満。敵と自分の位置関係が完全に一直線上であるがゆえこうなったんだろうが,できることなら常に射程が見えるようにしてRTSのような感じで移動し,射程圏内に入ったらコマンドを選択して攻撃といったほうが宇宙船同士の戦いっぽくなってよかったんじゃないかと思うんだが,それだと複雑なんだろうか。

このゲームでは惑星内では通常のRPGのように街マップを移動するのではなく,選択肢から行きたい場所ややりたいことを選ぶようになっていて,RPGというよりテキスト型アドベンチャーという印象。また,惑星間の移動もあるにはあるが,なんかイベント戦闘らしきことが何回も起きたくらいで,惑星間移動では敵と遭遇したりするのかがいまひとつ掴めなかった。
posted by タク at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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