2009年01月25日

[cinema]慰めの報酬

監督がアクション初めてだとか,上映時間がシリーズで最短になったとか,海外ではロケットダッシュはよかったけど『カジノ・ロワイヤル』ほど評価は高くないっぽいとか,心配になる要素が転がってたけど,そんな心配は不要だったみたいだ。

前作から1時間後ということで,いきなりカーチェイスから始まる怒涛の序盤。しかも2車線しかないのに,普通に車が行きかっている道路で銃乱射までするもんだから,一般人涙目な展開。
街中の狭い路地裏を車で突っ走るものは今まで某記憶喪失のアレで何度も観たけど,狭い車道で車が行きかってる中,網目を縫うように車を避けながら展開されるカーチェイス劇は,悪人も容赦なく一般人に被害出ることなどお構いなしに銃使ってくるし,ちょっと新鮮だった。

その後もスピード感溢れるアクションが連続。前作でもあった屋根の上を駆け巡り,家主のことなどお構いなしに住宅内すら通り道にしていく追跡劇や,狭い部屋でのドキュメンタリータッチで撮られた役者の動きを追いきれてない肉弾戦,さらには水上ボードでの水上戦やら飛行機での空中戦まで,アクション映画としての見所は全部押さえたんじゃないかってくらいバリエーションが豊富。しかも,どれもスピード感あるし,お金かかってるだけあって迫力もすごかった。

ここまであれこれ詰め込んでいると,欲張りすぎてストーリーが破綻しそうだけど,そんな欲張りすら許容するというか,水上戦やら空中戦が展開されてもストーリー上なんの違和感もない状況,設定がうまく作り上げられているので,ぐぅの音も出ない。まぁ,仮にむちゃぶりがあったとしても,アクション単体として見ても十二分に面白かったので別によかったけどね。

アクションがあまりに豊富なんで,上映時間の関係上ドラマ部分がおざなりになるかと思いきや,本作のボンドガールとのドラマもきっちり盛り込まれている。
と言っても,ただのサポートだとかロマンスのお相手というより,共通の敵を倒すためにお互い協力して戦うパートナーという側面が前作以上に強いし,お互い心に傷を抱えた者同士ということで互いに通じ合う何かがあったり,甘いロマンスの雰囲気を漂わせない関係だったため,共闘しているアクションシーンでもドラマが展開できるようにしてあったからこそ,アクション豊富でも問題なかったってのが大きそうだ。

結局のところ,最初の不安が嘘のようにアクションはバリエーションも豊富だし,どれも見応えのあって楽しめたし,それでいてドラマもちゃんとあり,観ている間は上映時間の短さを感じさせない濃い時間を過ごすことができた。

公式サイト
posted by タク at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 2009年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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