2007年08月26日

[cinema]プロヴァンスの贈りもの

原題:A Good Year
監督:リドリー・スコット
脚本:マーク・クライン
原作:ピーター・メイル
出演:ラッセル・クロウ,マリオン・コティヤール,アルバート・フィニー,フレディ・ハイモア,アビー・コーニッシュ,トム・ホランダー,他
公式サイト:http://www.provence-movie.jp/


テーマも内容も重めの作品が多かったリドリー・スコット監督だが,息抜き感覚のつもりで撮ったのか,シナリオで何か仕掛けがあるわけでもない,重いテーマもなしで,本作はかなり肩の力を抜いた癒しの感じさせるラブコメとヒューマンドラマを合わせた作品だった。

本作はプロヴァンスを舞台にしていたり,ワインの話を作中で取り入れていたりするものの,決してワインについて熱く語られることもないし,プロヴァンスという場所が魅力的な場所だとか思わせるような演出もなし。仮にあったとしても,舞台の中心がほぼ主人公の伯父の家で完結してしまいがちなのでいまいち魅力を感じ取ることができなかった。

この作品の最大にして唯一といっていい見所はラッセル・クロウのやり手のエリートトレーダーという役から発せられるちょっとひねくれたジョークやら,泥の貯まったプールに落ちたり,さらにプールに入水される水で吹っ飛ばされたりと,体を張った災難コミカルな演技を楽しそうに演じている点に集結している。ラッセル・クロウ以外の出演陣もそれなりにキャラ付けがしっかりしているので彼一点張りということもなく,シナリオも全体的に練られていて各キャラクターにうまい落としどころが用意されているが,やはりラッセルという役者が好きというわけでもない限りはそこらのラブコメとかのほうがずっと濃いだろう。

そういや,ラッセルが演じる主人公の子供時代役として最近よく見かけるフレディ・ハイモア君が出ていたが,あそこからラッセルにどうしたら進化するのかがある意味謎だ。あと,子供なのにワイン飲んでいたがいいんじゃろか?
ラベル:映画 ドラマ
posted by タク at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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