2007年09月01日

[cinema]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

監督・脚本・原作:庵野秀明
出演:緒方恵美,林原めぐみ,三石琴乃,山口由里子,立木文彦,清川元夢,麦人,他
公式サイト:http://www.evangelion.co.jp/

あのヱヴァ(なんで"ヱ"なのか小一時間だが)がまた新たな劇場版となって生まれ変わる。今更何故ヱヴァを? とか思いつつも,過去のTV版や劇場版と一体どんなラストが待ち受けてるのか気になってしょうがないので初日に早速足を運んでしまった。

ラストが気になると言っても,今回はあくまで新劇場版4部作の第1作。TV版の第1話から第6話までを90分強の時間にまとめあげたもので,原作を見ていれば分かるが,特に目新しい展開というものがなく,あくまでもおさらいのための総集編という感じ。絵が綺麗に描き直されているように見える割りに,カット割りや展開,台詞など,全体的に原作とほぼ同じだし,シンジがいつも音楽を聴いてる媒体がMDに変化することなく忠実にカセットテープなもんで驚き。ラストのヤシマ作戦以外で新しいシーンというものはあまりお目にかかることがなかったと思う。

ほぼTV版と同じとはいえ,絵が綺麗になったことで少しばかり新鮮な気持ちで見ることもできたし,映画の尺の都合もあるが,主人公のシンジがヱヴァンゲリオンに乗るまでにTV版は1話まるまるだったのが(多少強引な展開だと感じつつも),新劇場版ではすぐにヱヴァに搭乗するし,相変わらず根暗なウジウジキャラであるものの,シンジのウジウジした行動が彼の性格を把握できる程度でしか描かれず,スピード感ある展開であまりストレスを感じることなく見ることができた。
また,完全にTV版はうる覚えなので果たして原作通りなのか新劇場版で追加されたシーンなのかは本当に覚えてないのだが,もし追加シーンならいい演出だと思ったシーンがあった。それはヤシマ作戦前にシンジ宛にクラスメイトのトウジとケンスケから伝言を受け取るシーンがあって,それによってシンジが一人じゃなく仲間が出来たんだと感じさせ,またそのシーンがヤシマ作戦終了後のレイがシンジに微笑みかけるシーンでシンジが発していた言葉に重みというか,説得力を感じるようになった。

見終わってみて,さすがに本放送と最初の深夜再放送の2回しか見てないし,それも10年以上前なだけに特に印象に残るシーン以外は結構忘れていることを痛感。次回に合わせて予習をかねてTV版を見直したいな,とか思った。あと,本作のポスターに載っていたカヲル君だが,ちゃんと出演していたものの蛇足のような気がしてしょうがない。単なるファンサービスでの登場なのかもしれないけどね。

最後に,次も総集編みたいなことを聞いた気がしたのだが,エンドロール後に流れる予告を見たら,TV版には出てこなかったヱヴァやキャラクターが出てきたんだけど,一体あれはなんだったのだろうか……。かなり気になるところだ。


追記:
第6話を見てみたのだが,ラミエルへの狙撃の一発目の展開がかなり変わってた。どちらがいいかは好みなのだろうが,僕としては映画版のほうがずっとよかった。怖い思いをしながらも2発目をシンジ自身の意思で撃つことを決めるシーンには,今後のシンジというキャラクターがどう成長していくのか,それがラストにどう影響するのかが楽しみなので。
ラベル:映画 アニメ
posted by タク at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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