2007年11月03日

[cinema]グッド・シェパード

原題:The Good Shepherd
監督・製作:ロバート・デ・ニーロ
脚本:エリック・ロス
出演:マット・デイモン,アンジェリーナ・ジョリー,ロバート・デ・ニーロ,他
公式サイト:http://www.goodshepherd.jp/

スパイを題材にした映画といえば,どうしても某イギリスのスパイアクションのイメージになりがちだが,本作はアクションは一切なしの,徹底した情報戦による重厚な人間ドラマで描かれた大人のスパイ映画という感じに仕上がってる。

本作はあるエリートスパイの視線からアメリカを観た作品で,キューバ危機でのCIAの作戦がソ連側に情報漏洩してしまったところから始まり,それから主人公の過去の回想シーンと情報漏洩した原因を調査する時代を並行しながら進んでいく。

この映画,とにかく何も考えずにぼけっと観ていると何がなんだかさっぱり分からなくなる。特に回想シーンでは多くの情報が錯綜する情報戦をメインとしているため,決して多くないはずの登場人物の立ち位置が,あくまで回想シーンであるためか時代が飛び飛びになるため,ちゃんと整理しておかないと完全に置いてきぼりを食らうこと必死。てか,追い切れずに途中から分からなくなったし……。さらに,主演クラス以外には微妙に顔が同じに見えてしまうため,誰が誰だったっけ? となってしまったことで余計に混乱してしまった。

主演のマット・デイモンは,久しぶりに物静かで感情を隠して何を考えているのかが読めないミステリアスな役を見事にこなしている。ここ最近は,ちょっとコミカルだったりバリバリのアクションで活躍していたりしたが,やはり彼にはこういう役柄が一番合ってるように感じるというか,彼以上に本作の主人公にマッチする役者もそうはいないのではないだろうか。この作品を観ていると,そんな風に思えてくる。

CIA誕生の話ということで,そういう組織誕生の話とかが好きで小難しい内容も十分対処できれば面白いのだろうが,俳優目当てやCIAって言葉だけで釣られると,上映時間も長いだけにかなりつらい時間になるんじゃないかと思った。
posted by タク at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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