2007年12月08日

[cinema]ウェイトレス〜おいしい人生のつくりかた

原題:Waitress
監督・脚本:エイドリアン・シェリー
出演:ケリー・ラッセル,ネイサン・フィリオン,シェリル・ハインズ,ジェレミー・シスト,アンディ・グリフィス,エイドリアン・シェリー
公式サイト:http://movies.foxjapan.com/waitress/

アメリカの田舎町にあるパイレストランでウェイトレスをしているジェナ。ダメ亭主による過剰な嫉妬と暴力によって自由を奪われている彼女が,望まぬ妊娠をしてしまったことから始まる,ユーモアたっぷりの男性には痛く,女性には賛美される(かもしれない)映画。

この映画は,とにかく女性の視点というものが徹底されていて,男性,とくに既婚男性なんかには色々とショックを受けそうな女性同士の男に対するトークが妙にリアルに感じる。実際どういうトークがあるかは分からないが,本当にこの映画のようなトークが自分のいないところで……と考えると怖いな(笑)

主人公たちのトークは痛い思いをするものの,軽い毒入りがあって結構楽しい。他にも,主人公のジェナが通院する病院の医者との不倫があるんだけど,これがまた制作者はいい意味でバカだなって思える内容。ふたりが初めてキスするシーンなんか,突然燃え上がった恋を演出してますって感じでカメラが360度回転し始めたり,音楽がどこぞのオーケストラの盛り上がる部分のようなものだったり,とにかく言葉にできないアホな演出。さらには,本格的にふたりが関係を持つようになってからは,ジェナが気持ち悪いくらいに絵に描いたような笑顔になり続けたりと,笑いをこらえるのがなかなか難しい。

色々笑えて楽しいシーンが多くある反面,人生とは甘いことばかりじゃないとばかりに不快な思いをさせてくれるのがジェナのダメ亭主の存在。なぜかジェナが自分に尽くすことを喜んでると思いこんで「飯を作らせてやる」といった台詞をはじめ,とにかく自己中。そして,あからさまにダメなこの男なのに暴力を恐れて従うばかりの主人公には,共感できないとどうしてもイライラの元に。そして,僕にとってはノンフィクションはともかく,フィクションの世界ではかっこよくて強い女性が描かれるのが好きなもんで,どうしてもここだけは共感もできず,「本音ぶちまけて,へこませてやれよ!」と何度思ったことか。最後にそれまでため込んでた感情が爆発してダメ亭主に一矢報いたが,それだけでは晴れないもやもやが残ってしまった。
ラベル:映画 コメディ
posted by タク at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 2007年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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