2007年12月14日

[ライトノベル]断章のグリムY 赤ずきん 下

断章のグリム 6 (6) (電撃文庫 こ 6-19)断章のグリム 6 (6) (電撃文庫 こ 6-19)
販売元 : Amazon.co.jp 本
価格 :
[タイトル] 断章のグリム 6 (6) (電撃文庫 こ 6-19)
[著者] 甲田 学人
[種類] 文庫
[発売日] 2007-12-10
[出版社] メディアワー..
>>Seesaa ショッピングで買う

前作から5ヶ月。分割になった時は最大でも2ヶ月,そうでない時も新刊が3ヶ月に一冊はきてた甲田さんだけに,なんだか随分待った印象(いや,実際待ったんだが)。赤ずきんを題材にした<泡禍>の完結編は,どのような結末を見せてくれるのか……。

一番の楽しみであった<泡禍>の本質や発症元が誰か,という話については,単純でありながら複雑だった,というのが率直な感想。
発症元は上巻の時点で誰もがこいつだろうと思っていた(であろう)人物。特にひねりもなく,直球できたのはちょっと驚いたが,その反動なのか,<泡禍>の元になったトラウマや,<泡禍>による各人の役どころというのがとても複雑で,一つ一つ理解した上で整理していかないと状況がうまく掴めない。さすがに時間をかけてきただけに凝ったものが出てきたな。

上巻もそうだったが,下巻もあまり不快なグロ描写はなかった。いや,実際に映像化したらグロいこと間違いなしなものは多いのだが,そのグロさを擬音によって分かりやすく想像しやすくしていたのに対し,文章によって状況説明するだけに留まっており,あまり深く想像力を駆使しなければ大丈夫な領域になっている。<泡禍>の件といい,今回のグロ描写といい,甲田さんのこれまでの作品とは少し違った趣を感じる。個人的には今回の作りのほうが好きかな。

全体としては好感触だったが,残念なことも……。それは騎士の瑞姫が死んじゃうこと(ネタバレなんで一応名前隠し…って今までやったことなかったなぁ)。すごくいいキャラだっただけにかなりショックだった。でも,いずれは他の誰かでこういう展開があるんだろうなぁ,と思っていたが……。もっと他に死なしていいキャラ(鋏おばさんやその従事)いるのになぁ。
posted by タク at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | novel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/72757098

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。