2008年02月06日

[Xbox360]デビルメイクライ4

デビル メイ クライ 4
デビル メイ クライ 4
posted with amazlet on 08.02.06
カプコン (2008/01/31)
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PS2を持っていて気になっていながらも,他のゲームにうつつを抜かしていたためシリーズ未プレイだった『デビルメイクライ』シリーズ。
今回は新主人公が用意されたり,アクションも一新されたりと,4からでも入っていけそうな感じだったので初プレイした。

初心者なので一番簡単なヒューマンモードでプレイ,プレイ時間は12時間で一応クリアしての感想を。


初心者から玄人までカバーするスタイリッシュなアクション

『デビルメイクライ』シリーズの最大の売りであろうものが,圧倒的なパワーで悪魔を蹂躙し,よりかっこいいアクションで倒すことだろう。この4でもそれは徹底されていると思う。だが,今回はシリーズ4作目とはいえ新規ユーザも入り込めるようにするため,新主人公を置いて3までのアクションを一新,心機一転を計っている。

新主人公のネロでは,剣による近接攻撃,銃での長距離攻撃,そして4でネロ専用のアクション,デビルブリンガーと呼ばれる投げ技が使用できる。その他ジャンプだとか行くシードという技の威力を上げる溜めもあるが,その辺は別に気にせず。とにかく基本となるアクション3種類で敵を倒していけばいい。

シリーズも4作続くとさすがにシステムが複雑になってくるところだが,主人公を入れ換えと同時にアクションも一新というかシンプルにしてくれたのは大胆な決断だったろうが,そのおかげでシリーズ未プレイの自分でも楽に入り込むことができた。

また,プレイしたモードの難易度が低かったおかげだろうが,ボタンを適当に連打してもスピーディなアクションができ,テンポよく進められる難易度。多少苦戦するところがあっても苦にならなずに済んだのは本格的なアクションものとしては少々珍しい気もするが,その辺初心者に対しても考慮した結果なんだろうか。
その他,4でもっとも注目すべきであろうデビルブリンガーは,威力がかなり強力な上に敵によってアクションが変化したり,特にボス戦はド派手なアクションが展開されたりと,実に気持ちいいアクションを目でも楽しむことができた。

後半から前作までの主人公ダンテを使用することになる。ここからはデビルブリンガーが使えなくなる代わりに,3のシステムを継承したものになり,アクションがかなり複雑なものになる。その最たるものがスタイルと呼ばれるダンテの能力が変化するシステムで,近接・長距離の武器が複数所持し,武器を入れ替えることができるようなったりと,やることがいちいち多い。この変化によって戦略もだいぶ変わる上にさりげなく敵も強くなってくるため,アクションゲームのセンスを問われるようになっていると感じる。

ただ,センスを問われるとは言え,使用するダンテ自体がかなり強いし,ネロを使用してきたことで基本アクションは大体分かるようになってきたので,スタイルを使いこなせる云々は抜きにして,もうクリアできないと投げ出すようなことにはならずに済んだ。

あと,ミッションをクリアするごとに手に入るスキルポイントを使うことで使用できるようになるアクションがある。このアクションには,より深くスタイリッシュなアクションを決めたいという人向けの,いかにもアクションゲームですという感じのコマンド入力するアクションが用意されているのだが,難しいと感じる人にはより楽に戦えるようになるアクションも用意されている。この辺は初心者も玄人もうまくカバーできるものになっているなぁ,と感じた。


不満点の残るカメラワーク

カプコン製の3Dゲームをやっていると常に感じるのがカメラワークの悪さ。ただ,この『デビルメイクライ4』ではカメラワークの悪さはあまり感じなかった。というのも,ある程度操作キャラと距離を取って常に主人公を追っていくカメラなのと,カメラ位置が急に変わって酔うようなマップがないためで,見やすさという点では文句はない出来。

ただ,3までは完全固定だったのが今回はカメラを回転できるようになったと聞いていただけに,360度自由にできるものだと勘違いしており,実際には特定の場所でちょっと回転できるだけ。あとは主人公にカメラがつきまとう程度のものでしかなかった。

また,カメラワークとはちょっと違うかもしれないけど,一部マップで急にカメラが主人公の上に位置したりして,いままで前に進んでいたはずが,方向キーを入れっぱなしにしてると逆走することもあったりした。そこで敵が出てこなかったことだけは幸いだったが,こういうのはなんとかしてほしかったところだ。


前作までの主人公が敵に? 謎を呼ぶストーリー

シリーズをやってきた人にとってはストーリーも気になるところだろう。なんと言っても前作までの主人公ダンテが冒頭から敵となって登場し,ネロたちの街にあるダンテの父スパーダを信奉する教団襲うのだから驚きだ。さらには意味深げなことを言い残して去っていくのだから,ますます謎が深まる。

とまぁ,謎がどうたらこうたら言ってみたけど,余程純粋な人じゃない限りは「どうせこの教団が悪魔に関係してるんだろ?」と邪推するだろうし,謎らしい謎も想像の域を面白いぐらいに超えないものになっているため,最後までぐいぐいストーリーに引き込ませるほどではなかった。

そんな謎よりは,教団の陰謀によりネロやヒロインのキリエが巻き込まれ,その陰謀の中で描かれる二人の絆みたいなものを綺麗なグラフィックで見せてくるところのほうがずっとストーリーに深く入り込める出来。しかし,万人に「これ面白いよ!」と薦められるかと言えば,確実に厨二的なストーリー展開なので間違ってもそんなことはできないのだが。

それにしても,PS3版ではムービーだけを抜き出したBDが出てくるだけあって,ムービーはかなり凝ったものになっている。この辺はさすがPS系ハードで生まれたソフトだなって感じ。
凝ったものにケチをつけるのもなんだと思うが,自分で操作しているときは気にならないものの,ムービーとしてただ見てるだけの場合に,どうしてもキャラのアクションがリアルとはかけ離れた人形劇っぽい動きになっちゃってるなぁ,と思ってしまった。


リサイクル満載な水増しミッション数

このゲーム,20ミッションあるからと言って20のマップやボスがいるわけではない。

一度目に通った時は行けなかった場所が,ボスを倒したり,ある条件を満たしたことで行けるようになったりと,同じ場所を行ったり来たりすることが多い。それと,各ミッションにボスがいるかと思ったら,ちょっと進んだだけで1ミッション終わって拍子抜けすることもあり,わざわざ20に分ける必要があったのだろうか? と思うとこも散見された。

上記のことはまだいいとしよう。しかし,操作キャラがネロからダンテに切り替わると明らかに水増しだろうと思えるネロで辿った道をダンテで逆走したり,ネロが戦ったボスとも再戦したりと,マップとボスをリサイクルしてくる。さらに,最後にもう一度ネロに切り替わった時も2度ならず3度目の同じボスとの戦闘があったりと,さすがにここまで繰り返されるとくどいとしか思えないものに。別にボリュームが少ないことは悪いわけではないんだから,ミッション数が少なくなってもいいからリサイクルは極力避けてほしかった。
posted by タク at 23:53| Comment(0) | TrackBack(1) | game | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2008-02-23 10:56
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