2008年02月17日

[cinema]デイ・ウォッチ

原題:Day Watch
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:コンスタンチン・ハベンスキー,マリア・ポロシナ,ウラジミール・メニショフ,他
公式サイト:http://microsites2.foxinternational.com/jp/daywatch/

本国ロシアでは歴代No.1の大ヒットを記録している光と闇が対立するダーク・ファンタジーの第2弾。前作ではオカルト要素満載の世界観と難解なストーリーでやや置いてきぼりを食らったけど,今回はストーリーが突飛しすぎて置いてきぼりにされた。

シリーズ2作目だから前作をある程度知っていないと厳しいかな? と思っていたが,登場人物が数人共通しているくらいなもの。一応冒頭にちょこっとあらすじが語られるし,前作を1回しか観てなく,内容もほとんど覚えてない状態でも全体の流れや人物関係は十分把握できたので,絶対前作を観てないといけないということはなかった。

ただし,初めに書いた通り,今回はストーリーが突飛しすぎおり,内容自体はシンプルで分かりやすいのに頭がこんがらがってくるという,無駄な難解さを持っている。

本作を簡潔にまとめると,かつて呪いで殺そうとしてしまった闇側についた息子を取り戻すため,主人公のアントンが願いが叶うというチョークを手に入れ,その時の過ちを正そうとする,という話。そこに闇側の思惑やら,アントンの後輩である"偉大なる異種"と呼ばれる女性とのロマンスやら,その女性と息子がアントンを取り合うといったもの,その他色々混ぜ合わされている。

前作と比べるとえらくシンプルなはずなんだけど,このシンプルな話を複雑にするかのように主人公が行き当たりばったりと言うか,頭がちょっとおかしくておかしな行動をしまくる。さらに主人子に連れられるかのように周囲の行動も突飛しだし,ストーリー全体が一本の線ではなく,点がいくつもあって線を途中まで引くと次の点にジャンプするといった感じで繋がりがなくなってくる。そのせいで今何が起こっているのか分かっているのに訳が分からないという,不思議な感覚に陥ってしまった。


ストーリーのことはこの辺にしておいて,前作でも話題になったかどうかは知らないが,VFXのことについても少し触れておく。

前作ではマトリックスを引き合いに出して,まぁ引き合いに出すだけあって結構がんばってますなぁ,という出来だったんだけど,今回は前作と比べるとVFXの方面がかなり寂しい。というのも,今回バトルシーンがほとんどない。あってもなんかムチだとか分裂しまくるヨーヨーだとかの一方的な攻撃でのエフェクトくらいなもんで,その他前作と比べて目立つものがない。そのため,前作でのVFXなどに魅力を感じた人は,今作でさらなるVFXを期待なんかすると返り討ちにあうかと。


さて,これ一応3部作らしいので次があるようだが,アントンの話は明らかに終わった感じなので一体次はどうするのだろうか。てか,次は難解でもいいからしっかりと筋の通ったストーリーを持ってきてほしい。
posted by タク at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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