2008年03月26日

[cinema]魔法にかけられて

原題:Enchanted
監督:ケビン・リマ
脚本:ビル・ケリー
製作:バリー・ジョセフソン,バリー・ソネンフェルド
出演:エイミー・アダムス,パトリック・デンプシー,ジェームズ・マースデン,スーザン・サランドン
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movies/mahokake/

ディズニー自らが自身の映画をパロディ化したと聞き,また予告での自虐シーンの数々を見て相当笑えるコメディだと期待していたが,なんてことない普通のディズニー映画でガックリだった。

最初はディズニーらしいアニメのお姫様だった主人公のジゼルが,悪い魔女によって現代のニューヨークに追放され,そこからは実写になるというのは結構新鮮な展開。

実写の世界になってからは,アニメの中と同じお姫様の格好でニューヨークを歩き回るという奇妙な光景を見せたり,助けを求めた老人には装飾品を盗まれるし,とにかくアニメの中では当然のように助けられる側のはずのお姫様が,現実ではただの変人扱いされるということで,そこに本作の笑いのすべてが凝縮されていた。

その後もディズニーアニメの王道ともいえるミュージカルは奇異なものと扱われるし,動物たちを呼んで部屋の掃除をするシーンなどは,序盤のアニメで集まった動物たちと現実世界で集まった動物たちのギャップに笑わずにはいられなかったが,これらは所詮予告でやっていたことなので,予告でやってたシーンだな程度のものでしかなかった。

主人公が現実世界で四苦八苦している中,彼女を助け出すために婚約者の王子が来て,こいつもまた王子のままで現実世界で暴れまわるという奇怪な行動で笑わしてくれるのだが,これもやっぱり予告で観たシーンばかり。

笑えるシーンというか自虐になっているのは予告で流れたシーンがほとんど。しかも,一度自虐したはずのミュージカルシーンは,その後ちゃっかりとミュージカルとして成り立ってしまうシーンが用意されていたりして,どうにも思い切りというか開き直りきれてない印象を受ける。

いつものディズニー映画と比べたら自虐もあって衝撃的なのかもしれないが,結局のところは一部自虐が入っているだけで,あとはオマージュ的なシーンの数々と,現代の強い女性というのを取り入れたディズニー映画という印象でしかなく,つまらない映画ではないけど,期待していたのとはだいぶ違ったな,ということでガックリした。

あと一点だけ。CGで描かれたジゼルの友人のリスも現実世界に来るのだが,現実世界では喋れないので妙にリアルなジェスチャーをしたり,アホな王子との漫才のようなやりとりをしたりなど,このリスの面白さとかわいさは,この映画で一番楽しめたところだった。
ラベル:コメディ 映画
posted by タク at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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