2008年03月31日

[cinema]ダージリン急行

原題:The Darjeeling Limited
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン,ロマン・コッポラ,ジェイソン・シュワルツマン
出演:オーウェン・ウィルソン,エイドリアン・ブロディ,ジェイソン・シュワルツマン
公式サイト:http://microsites2.foxinternational.com/jp/darjeeling/

父親の死をきっかけに疎遠になっていた3兄弟が,もう一度家族としてやり直すため,インドを横断する列車に乗って旅をするロードムービー。いくつか楽しめるところはあったが,退屈する映画だった。

この映画は前半と後半で大きく作品の性質が変わっており,前半は列車での旅中での3兄弟の絶えない喧嘩や,インド旅行での珍道中など,とにかく「駄目だこいつ(ら)… 早くなんとかしないと…」のAAが思わず頭に浮かぶくらいの子供っぽいおっさんたちを見せられ,爆笑せずにはいられない展開になっている。

だが,列車から追い出される後半になると徐々に3兄弟の思いの丈をぶつけ合ったり,かつて彼らを捨てた母親がインドにいることを告げられて彼女に会いに行くという一つの目標が出来たことでいつの間にか兄弟の絆が深まっていたりと,これぞロードムービーという展開。

この映画を観ていて,かつて観た『モーターサイクルダイアリーズ』をちょっと思い出したが,あれは主人公の心理の変化がうまく伝わるような出来になっていた。しかし,本作では3兄弟がいつの間にか手を取り合うようになったきっかけが今ひとつ見えてこない。もしかしてこれがきっかけか? というシーンはいくつか思いつくが,その思いついたシーンはどれも突発すぎて説得力に欠ける理由のように感じた。

とにかく,最初は笑える面白い映画だったが,後半で問いかけている「家族とは何か」というメッセージはいまいち伝わってこなかった。

それと,この映画の前に3兄弟の末っ子とナタリーの姐さんのショートムービーが上映されたが,なんというか,ナタリー姐さんの相変わらずの脱ぎっぷりの良さくらいしか印象に残らなかった。
タグ:ドラマ 映画
posted by タク at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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