2008年05月02日

[cinema]紀元前1万年

原題:10,000 B.C.
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ローランド・エメリッヒ,ハラルド・クローサー
出演:スティーブン・ストレイト,カミーラ・ベル,クリフ・カーティス,オマー・シャリフ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/10000bc/

CGを駆使した大作映画が得意なローランド・エメリッヒ監督の新作。誰も見たことのない世界ってキャッチフレーズで紀元前を舞台にしたわりには,その時代ならではの映像的な楽しみがあまりなかった。

予告でサーベルタイガーが出てきてたので,こいつがどれだけ動いて活躍するのかを一番期待していたんだけど,ろくに活躍することがなくてがっかり。出てくるシーンはほんの数分で,「サーベルタイガーと会話する英雄が現れるよ」っていう予言を主人公に当て嵌めるためだけに出されただけ。安直だが,主人公が最後にピンチに陥ったところで助けに現れる伏線になるんだろうと思っていたのに,この映画のような使い方はよろしくない。

映像的に一番楽しめたのはジャングルでのダチョウのような大型鳥類との戦闘シーン。このシーンはスピード感もあるし,鳥類が主人公たちを本気で殺しにきてるので,かなり緊張感があった。ただ,スピード感のあるシーンだけに,カメラが終始動きまくっているのでゆっくり鑑賞することもできず,結構疲れるのが難点だが。できればスローモーションを入れてじっくり魅せてほしかったところ。

ストーリーはこてこてのヒーローもので,ヒロインが一回死んだ後に復活するというお決まりのお涙頂戴ご都合ネタつき。映像のインパクトもいまいちだっただけに,こういうのはさすがに見飽きたって映画に落ち着いてしまってる。そんな見飽きたストーリーだが,冒頭でどっかに行ってしまった主人公の父親の,消息を絶ってからの彼の知り合いから語られるエピソードの数々は,個人的にはど真ん中の好きなネタだったのでよかった。あと,この映画のラスボスであろう神って呼ばれてる存在があまりにせこく,しかも大袈裟にしてたわりにはあっさり死ぬというザコキャラだったのは爆笑できた。
posted by タク at 11:47| Comment(0) | TrackBack(1) | 2008年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 「紀元前1万年」、観ました。 え〜と、ティーン映画ぐらいの感じの作品です。 紀元前1万年が時代の話だと思っていくとアウトです。お話...
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