2008年05月10日

[cinema]ブラックサイト

原題:Untraceable
監督:グレゴリー・ホブリット
脚本:ロバート・フィボレント,マーク・R・ブリンカー,アリソン・バーネット
出演:ダイアン・レイン,ビリー・バーク,コリン・ハンクス,ジョセフ・クロス
公式サイト:http://www.sonypictures.jp/movies/untraceable/

インターネットを利用した事件という,今の時代にはちょっとインパクトのありそうなネタを使った娯楽映画。ただ,そのインパクトにおぼれることなく,結構丁寧に作ってあったので思ったより楽しめるものに仕上がっていた。

この映画で何より関心するのが,伏線の張り方と回収の仕方。事件解決に繋がるネタが,何気ない言葉,何気ないシーンにうまくちりばめられており,そのおかげで犯人にたどり着くまでの展開は,ちょっと強引な面もあったが,この手のハリウッド映画としては十分納得いくものだった。まぁ,後の展開が容易に予想できるバレバレな伏線も張ってあったりするが,意外性がない分スリラーのような緊張感溢れるシーンになっていたりしたので許容範囲。

それと,インターネットを利用した殺人方法が斬新というか,殺害シーンを動画でアップし,アクセスが増えると毒が注入されたり,熱で焼かれたりと,こういうやり方はありそうでなかったなとちょっと関心。同時に,殺害が繰り返される毎にアクセス数増加が速くなっていくところなんかは,現実味があってちょっと怖くなってしまった。

発想の斬新さやそれに甘えることなく丁寧に映画として作ってきたことでかなり面白いものに仕上がっていた。ただ,いろいろ伏線張ってあったのにラストで標的にされた主人公が一人で解決してしまうところはちょっと不満。強い女性が活躍するとかは嫌いじゃない,というかむしろ好きなんだけど,それでも主人公を守る立場の位置づけだと思っていた刑事役に少し活躍の場をあげてほしかった。重要そうだったのにまるで活躍しないんだもんな。

そういや主演のダイアン・レインは,なんか『トスカーナの休日』のころよりだいぶ老けたように見えたが,まぁそんなことはどうでもよろしいか。
posted by タク at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年鑑賞映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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